太陽光発電投資には二つある
太陽光発電は安定して供給されている太陽エネルギーを使って電力を生み出す方法です。太陽光は誰でも無料で使えるものなので、その電力を買い取ってもらうことで利益を得る方法を考えられるでしょう。このような考え方で稼ぐ方法として太陽光発電投資がよく知られています。ただ、太陽光発電投資には二種類あるので注意しましょう。一つは太陽光発電システムを設置して電力を生み出し、電力を売却して利益を得る方法です。もう一つは太陽光発電システムの設置や運営は業者に任せてしまい、出資だけする太陽光発電ファンドを利用する方法です。この二つではどちらを選んだ方が稼ぎやすいと考えられるのでしょうか。
リスクとリターンを考えよう
自分で太陽光発電システムを手に入れて運用する方法は、運営のために労力がかかり、初期費用も大きくなるので大変です。しかし、生み出した利益は全て自分のものになります。太陽光発電の効率が良い場所を選んだり、発電した電気を売らずに自分で使ったりすることもできるメリットがあります。しかし、地震などの災害でシステムが壊れてしまうと大損することは否めません。概してリスクや負担は大きいけれど、リターンも大きいと言えます。それに対してファンドはお金を出すだけなのでリスクが低く、負担も少ないのが魅力です。しかし、電力を売って得た利益の一部しか分配されないのでリターンも少なくなります。このようなリスクとリターンのバランスを考えて選ぶのが大切です。
最近注目されている太陽光発電の価格は、メーカーや設置条件などによっても大きく差がありますが、大体の目安として1kWあたり24万円から38万円が相場となります。